小児科
部署挨拶
地域に暮らすこども達の健やかな成長のお手伝いをするのを目的に、2013年9月より小児科診療を再開しました。以下の4つの視点で活動します。
①外来診療
午前中と夕方の一般外来診療、午後の検診とワクチン外来を行っています。詳細は外来診療体制表をご覧ください。
②入院診療
喘息、肺炎、胃腸炎など、こどもによくある病気の入院に対応します。入院中はご家族の付き添いをお願いします。
③新生児医療
当院出生の赤ちゃんの新生児期の管理と乳児健診を行います。
④ワクチンや医療講演などの予防医療
ワクチンで予防できる感染症はワクチンで予防すべきだと考えます。ワクチン外来は、病気の方の外来とは別の午後の時間帯に設定し、予約制で診療します。また啓蒙活動として保育園や幼稚園、自治会などで医療講演を無料で行いますので地域連携室にご依頼ください。
部署特徴
南部徳洲会病院の小児科の使命は地域のこども達のためのプライマリーケアだと考えています。こども達がもっている生命力を最大限に引き出すような診療を目指します。診療にあたっては次のようなことを大切にしたいと考えています。
①丁寧な問診と診察
どんな症状がいつから始まっているのか、家庭や学校環境はどうかなど詳しくお話を聞き、頭から足先まで全身を診察して診断を行うように努力します。
②必要最小限の検査
どんな検査であれこどもには苦痛を与えます。必要最小限の検査だけを行うように努力します。
③一緒に治療する
病気の治療は、こども本人、ご家族、医療者のチームワークで行うものです。適切と考える治療法を提案し、一緒に考えて治療方法を決めるように努力します。
④必要最小限の薬
薬は「薬であると同時に毒」でもあります。副作用の全くない薬はありません。ウイルス感染である風邪症候群に抗生剤が無効であることに代表されるように、不要な処方は慎み、必要最小限の投薬に努めます。
担当医の紹介

大府 正治(オオフ マサハル)
役職 | 小児科部長 |
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資格・専門医 | 医学博士 日本小児科学会専門医・指導医 日本小児神経専門医・指導医 日本てんかん専門医・指導医 日本臨床神経生理学会・脳波専門医・指導医 |
出身大学 | 福岡大学医学部卒 |
経歴 | 福岡大学医学部小児科(講師) 九州厚生年金病院小児科 産業医科大学神経内科 重症心身障害施設 久山療育園 アメリカIOWA大学神経内科 電気生理部門 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 小児神経科部長 |

早田 航(ソウダ ワタル)
資格・専門医 | 医学博士 日本小児科学会専門医 医師臨床研修指導医 日本先天性心疾患カテーテルインターベンション学会(JCIC元幹事) |
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出身大学 | 札幌医科大学卒 |
経歴 | 札幌医科大学附属病院 小児科 北海道立小児総合保健センター 循環器科 静岡県立こども病院 循環器科 札幌医科大学附属病院 小児科助教(心臓グループ) 岩手医科大学附属循環器病センター 循環器小児科助教 |

須貝 みさき(スガイ ミサキ) 非常勤
資格・専門医 | PALSプロバイダー 小児科専門医 |
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所属学会 | 日本小児科学会 日本小児血液・がん学会 日本義肢装具学会 日本小児神経学会 日本リハビリテーション工学協会 |
出身大学 | 秋田大学医学部卒 |
経歴 | 宮城厚生協会坂総合病院 秋田大学医学部附属病院 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 北インドウタランチャール州 Paramarth Awadahwan school 校医 |
部署実績
外来受診数(2015/1~2015/12)
入院患者数(2015/1~2015/12)
紹介患者数(2015/1~2015/12)
医療講演
保育園、幼稚園、小学校において、「食物アレルギー」「エピペン講習会」「こどものウイルス感染症」をテーマに講演を行った。
自治会、市民講座、企業において、「生活習慣病」「肥満・ダイエット」「ウォーキング」「更年期障害」をテーマに講演を行った。
自治体乳幼児検診
沖縄県小児保健協会からの依頼で、市町村が行う乳幼児検診に協力した。
新聞、雑誌
「赤ちゃんの食事を見直そう」沖縄タイムス、2015年5月22日
「裸足ランニングとMEC食で、沖縄からオリンピック選手を」沖縄のマラソンガイド、2015年9月1日
「娘のチック、注意すべき?」琉球新報レキオ、なんくるお悩み相談室、2014年10月16日
「息子の身長伸ばすには?」琉球新報レキオ、なんくるお悩み相談室、2014年8月7日
「息子の爪かむ癖直したい」琉球新報レキオ、なんくるお悩み相談室、2014年4月3日
「姿勢が悪い子、治すには?」琉球新報レキオ、なんくるお悩み相談室、2014年1月16日