医療法人 沖縄徳洲会 南部徳洲会病院
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  • 電話:098-998-322 沖縄県島尻郡八重瀬町字外間171番地1
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診療科案内

臨床工学部

臨床工学部の業務

教育体制

各業務においてセクションリーダーを配置し、臨床経験年数5年未満のスタッフは業務ローテーションを行います。活動範囲の広いジェネラリストおよび専門性に特化したスペシャリストを育成します。

経験年数 業務内容
1年目 人工透析/医療機器管理/内視鏡/離島・グループ施設応援
2年目 高気圧酸素治療・再圧治療/急性血液浄化/人工呼吸器管理(NPPV・在宅含む)/夜勤(2交代制)
3年目 心臓カテーテル/睡眠時無呼吸外来/ONコール対応/院外演題発表・医療講演/各学会認定資格取得
5年目 補助循環管理(IABP・ECMO)/ペースメーカー外来/手術室(MEPなど)/新人教育・実習生指導
8年目 人工心肺管理/専門臨床工学技士資格取得
10年目 各専門指導者研修
15年目 業務管理者研修

業務内容

ICU:集中治療室

臨床工学技士の配置は1名で、ICUでの人工呼吸器管理(NPPV含む)/補助循環管理(IABP・ECMO)/急性血液浄化における各医療機器の操作・設定管理やウィーニングなど、臨床技術支援業務を担当します。

また、臨床工学部における日勤帯の業務リーダーとして、朝礼・終礼時の司会や業務量報告などの役割も担っています。


人工呼吸器管理


急性血液浄化


補助循環管理

MEセンター(医療機器中央管理室)

臨床工学技士の配置は2名で、MEセンター内での保守点検業務だけではなく、救急患者搬送、病棟・ERにおける臨床支援業務にも対応します。組織横断的に毎日ラウンドを行い、当院臨床工学部の業務の基盤となります。

MEセンターでは院内で保有する全ての医療機器を機器管理システムに登録し、中央管理を行っており、新規導入・更新・点検・修理・廃棄まで責任を持って対応します。

また、医療機器メーカー主催の保守メンテナンス認定講習会にも随時参加して技術力を高め、人工呼吸器を中心に院内で対応可能な修理・点検業務を行います。


MEセンター機器保管庫

保守管理業務


返却機器清拭・終業点検


人工呼吸器始業点検


医用テレメータの電波管理

臨床支援業務


出張透析+NPPV導入


人工呼吸器装着下救急患者搬送


救急患者搬送(セスナ機)

血液浄化センター

臨床工学技士の配置は4名、午前・午後の2クール制で各血液浄化療法(HD・HDF・ECUM・CART・G-Capなど)における血液浄化装置の操作・設定管理業務を中心に行っています。また、透析機械室を含め、機器の保守点検整備および透析液作成・水質管理のほか、使用機材の発注・納品など、血液浄化センターの運営にとって欠かすことのできない存在として活躍しています。
血液浄化業務を中心に離島・グループ施設応援も行っています。


血液浄化センター全景


回路プライミング


機械室:透析液作成・水質管理


透析条件設定確認

高気圧酸素治療室

高気圧酸素治療室では第1種装置(一人用)・第2種装置(多人数用)を保有しています。臨床工学技士の配置は2名で、通常は第2種装置を中心に運営しています。

高気圧酸素治療中の装置の操作・設定管理や高気圧機械室のエアコンプレッサー・冷暖房装置などの保守点検整備のほか、減圧症治療(再圧治療)やスポーツ外傷および職業潜水士の耐圧能力・酸素耐性検査など積極的に取り組んでいます。


高気圧酸素治療室全景


第1種装置


第2種装置(主室:4名・副室:2名)

手術室(人工心肺管理・MEPなど)

人工心肺装置使用時の臨床工学技士の配置は3名で、担当者は週1回(金曜日)の予定手術以外は他部門で業務を行っていますが、緊急手術の際は昼夜問わず対応します。

また、大量出血を伴う手術時の自己血回収装置の操作や脊髄誘発電位を使用する整形外科手術にも対応しているほか、全身麻酔器など手術室内の医療機器の保守管理も担当しています。


人工心肺管理


全身麻酔器始業点検

内視鏡センター

2015年7月の内視鏡センター設立に伴い、臨床工学技士を1名配置しており、FGS・CF・ERCP・BFにおける内視鏡ファイバーのセッティングおよび臨床支援業務を行っています。

また、内視鏡センターで使用される光源装置やその他医療機器の保守管理も担当しています。洗浄業務については現在外部委託を行っていますが、夜間帯においては当直者が対応します。


ファイバーセッティング

心臓カテーテル室

臨床工学技士の配置は1名で、CAGやPCIにおけるモニタ管理のほか、IVUS装置や心臓ペースメーカー(体外式・体内式)のプログラマー操作のほか、必要時は補助循環装置や人工呼吸器などの操作設定管理にも対応します。

心臓カテーテル業務担当者は、通常MEセンター・血液浄化センターで勤務を行っていますが、緊急時は昼夜問わず対応します。現在、心臓カテーテル検査・治療件数の増加に伴い、常時人員配置ができるよう準備を進めています。


PCI

ペースメーカー外来

臨床工学技士の配置は2名で、毎月第2・4火曜日の午前中外来診察室において専用プログラマを使用し、ペースメーカーチェックを行うほか、ICDやCRTについても随時対応しています。

また、当院では高気圧酸素治療や放射線治療(IMRT)など特殊環境下での使用前後のペースメーカーチェックも行っています。


ペースメーカーチェック

睡眠時無呼吸外来

臨床工学技士の配置は1名で、毎週水・木曜日午後の睡眠時無呼吸外来において、CPAP導入およびデータ解析管理を行います。
その他、CPAP関連のトラブルおよび問い合わせに対する窓口として随時対応するほか、在宅NPPV(ASV含む)やHOTなど在宅呼吸療法においても同様に対応します。


CPAP導入・マスクフィッティング指導


CPAPデータ解析・電子カルテ入力

離島・グループ施設応援

沖縄県内を中心に徳洲会グループ施設の応援業務に随時対応しています。
応援期間は状況により異なりますが、離島においては2週間~1ヶ月の期間をローテーションで対応しています。

【沖縄ブロック内応援対象施設】

① 石垣島徳洲会病院
② 宮古島徳洲会病院
③ 沖永良部島徳洲会病院
④ 新都心クリニック

休日・ONコール体制

日曜日の臨床工学技士の配置は2名でMEセンター業務のみの対応となります。その他祝祭日においては内視鏡センター業務以外は通常業務を行います。夜間帯は宿直体制ですがONコール体制も継続しています。

【ONコール体制】

人工心肺担当
2名:固定)
ファーストコール担当
1名:ローテーション) ・・・ 心カテ・HBO/再圧治療・その他宿直者が対応困難な場合

臨床業務実習

現在、養成校からの臨床実習生受け入れは4校となっており、見学実習だけではなく、実際の医療機器を使用した加圧体験(HBO)や模擬体験(NPPV・人工呼吸器)なども行い、実習最終日には確認テストも実施しています。


臨床実習:HBO第2種装置


臨床実習:人工心肺装置 回路プライミング

院内医療機器安全管理講習会

1年次研修医や新人看護師を対象にした医療機器安全管理講習会や、中途採用者に対する医療ガス・医療機器安全管理講習会を定期的に実施しています。
また、人工呼吸器やNPPVの実技指導など各病棟からの依頼に対して随時講習会を実施しています。


1年次研修医対象の定期講習会


新入職員対象:医療ガス・医療機器安全管理講習会


レスパイト受け入れ対象病棟への臨時勉強会


新規医療機器導入時の講習会:ECMO

学会認定資格

資格名
(臨床工学技士有資格者数)
有資格者数 資格名
(臨床工学技士有資格者数)
有資格者
透析技術認定士 11名 3学会合同呼吸療法認定士 10名
体外循環技術認定士 2名 高気圧酸素治療専門技師 2名
消化器内視鏡技師 1名 ME1種技術認定 1名
医療機器安全管理責任者 2名 医療ガス保安管理技術者 1名
臨床実習指導者 1名 呼吸治療専門臨床工学技士 1名
高気圧酸素治療専門臨床工学技士 3名 不整脈治療専門臨床工学技士 1名

シミュレーション教育

2020年度 シミュレーション項目 講師担当
5月 人工呼吸器・NPPV 副主任:宮城 宏喜
6月 ペースメーカーチェック 主任:玻名城 尚
7月 SAS外来(CPAP導入・データ解析) 主任:神谷 敏之
8月 HBO第2種装置 手動操作・防災訓練 副主任:向畑 恭子
9月 CRRT 副主任:宮城 宏喜
10月 CART/PE/DHP 副主任:幸地 優
11月 IABP 副主任:嘉数 太志
12月 ECMO
1月 MEP・セルセーバー
2月 人工呼吸器装着下患者搬送 主任:神谷 敏之
3月 人工心肺装置 副技士長:玻名城 牧子


人工呼吸器装着下救急患者搬送


HBO第2種装置 手動操作

先輩の声

宮國 洋平

私は臨床実習生として当院臨床工学部で1ヶ月間の臨床実習を受けたのがきっかけで入職しました。

現在は臨床工学技士(以下:CE)として働き始め5年が経過し、血液浄化センター・MEセンター・高気圧酸素治療室・内視鏡センターなどで勤務しており、夜勤やONコールも含め、一人で対応できる業務が増えていくのに伴い、私が目指すCE像に少しずつ近づいていると感じるようなとても充実した日々を過ごしています。

当部署では若いスタッフを対象とした教育体制に力を入れており、入職5年目までの教育期間中は先輩CEより指導を受けることができ、その後は自らの専門分野を選択していきます。

私は5年間の教育スケジュールを終了し、専門分野として内視鏡領域を選択しており、内視鏡や周辺機器の保守管理を中心に、内視鏡検査・治療介助などを行っています。内視鏡業務は我々CEにとってはまだ新しい分野ですが、専門資格の取得や学会参加を通して知識・技術の習得に励み、患者様へ還元できるよう日々努力していきたいと思います。

  • 取得資格:透析技術認定士・消化器内視鏡技師
  • 所属学会:日本臨床工学技士会(沖縄県臨床工学技士会)・日本消化器内視鏡学会

入職希望者に向けて

当部署では臨床業務と保守管理業務をバランスよく身につけることができます。また、経年的にステップアップしながら各業務に従事していくので、1年ごとにモチベーションの向上が図れます。
その他にも、若いスタッフが多いことから、ボーリングやバーベキューなどの懇親行事も積極的に行っており、業務中は厳しい環境ですが、ONとOFFを切り替えながら皆で楽しく働くことができます。

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